2008/08/14 (Thu) 20:30
青春18きっぷ旅行2008夏、4日目

 帰る日。
 前日と同じく、あまり寝ずに5時前宿を出る。各停で大阪を発ち、京都、米原と乗り継いでいき、大垣のロッテリアで朝食。
 今日はまっすぐ帰ってもいいのだが、順調にいったらまだ日も高いうちに東京まで着いてしまうことになって、ちょっと勿体ない気もする。
 最初に考えたのは、未乗の第3セクター、天竜浜名湖鉄道に乗ること。新所原から浜名湖の北岸を迂回するように伸び、掛川で東海道線に合流する。
 しかし運賃は別払いになるし、なまじ足場がよいから、いつでも乗れそうな気になって後回しにしててしまう。
 豊橋から飯田線経由で帰ることに決定。
 飯田線と言えば某マンガで有名になったが、車窓には定評がある路線だ。長いし途中で分岐する線もないから、全線乗り通す機会もあまりない。
 豊川までは名鉄と平行し、豊川(川の名前)沿いに進む。三河槙原駅では、駅の真下の河原で親子連れや子供が大勢遊んでいるのが見えた。その光景に「日本の夏休みだ」と思ってしまう。
 天竜川流域、静岡県に入る。この一帯は平成の大合併で政令指定都市の「浜松市天竜区」と変わったが、とても「区」とは思えない秘境である。
 一時有名になった日本有数の秘境駅、小和田駅のホームには、愛知、静岡、長野の3つの県が境界を接するポイントがある。
 終点の天竜峡で、乗り継ぐ上諏訪行きまで40分ほど待つことに。暑い。すぐ近くを天竜川が流れている。橋の上から見下ろすと、ちょっと足がすくむ。しかし長野県らしく、駅前の食い物屋はそば屋ばかりである……。
 「手打ちそば」ブームとかで、名産のない田舎は「とりあえず手打ちそば出しておけ」という状況。そのため日本全国どこもかしこもそばだらけ、汚染を免れているのは讃岐うどんの香川県と沖縄そばの沖縄県ぐらいだ(沖縄そばは小麦なので)。
 この駅始発の上諏訪行きがやってくる。辰野で飯田線は終わり。中央本線(別線)へ。岡谷、小淵沢と乗り継ぎ、大月までたどり着いて、さてあとは快速で新宿まで一気だ……と思いきや「人身事故でダイヤが乱れている」という。結局大月始発の東京行きはなくなり、高尾乗り換えを余儀なくされる。
 高尾ではカメラのレンズキャップを線路に落として、一本遅らせる羽目になったし、乗った電車は間隔調整で止まりまくるし、最後になってちょっとケチが付いてしまった。
 
 今回の旅のコストは、こんな感じ。
交通費
青春18きっぷ ¥9200(¥11500*4/5)
東京メトロ ¥230
小田急線 代々木上原〜藤沢 ¥570
【ムーンライトながら91号】指定券 ¥510
【ムーンライト九州】指定券 ¥510
新幹線 新大阪〜岡山(乗車券、自由席特急券) ¥5350
西鉄大牟田線 大牟田〜西鉄久留米 ¥600
バス 西鉄久留米〜JR久留米駅前 ¥160

宿泊費
大分東横イン ¥6300
梅田ネットカフェ ¥1200

入場料
新宮湯 ¥390
大和ミュージアム ¥700

小計は¥25720。食費、雑費を入れると¥35000程度。最初の予定通り九州プルトレに乗れば、東京〜熊本間B寝台でも¥24150になるので、まあ安くあがった方かも。

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2008/08/13 (Wed) 21:40
青春18きっぷ旅行2008夏、3日目

 宿では寝ずに過ごす。日豊本線始発に乗ることにして5時、サービスの朝飯も食わずにチェックアウト。
 538発の柳ヶ浦行きはロングシート。柳ヶ浦で小倉行きに乗り、小倉から下関、新山口と乗り換えて広島に出る。車内は基本的に睡眠時間に充てた。広島から呉線。呉に到着したのが1320。
 呉にはなにがあるかというと、呉市海事歴史資料館、通称「大和ミュージアム」だ。駅からショッピングモールの中を通っていくことになる。食事を取っていなかったので、1Fのフードコートに。ネギトロ丼を頼むが……ネギトロトロロ丼だった(苦笑)。食えないことはないけど……。
 まずは道路手前にある海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」に入る。こちらは無料。退役した潜水艦「あきしお」を陸に揚げて展示してあるので、話題になった。
 2Fは海自の主任務だった掃海についての展示。極秘だった朝鮮戦争での掃海任務、ペルシャ湾の掃海、爆発処理で凹んだフロートをなどを観るに、やはり危険な作業なのだなあと実感する。
 3Fは潜水艦について。乗組員の1週間分の献立があるのだが、1日4食。やっぱりそばがあるな。アレルギー持ちは不適格だろう。3段のベッドは頭も上げられないほどの隙間に潜り込むような感じ。今度進水する潜水艦は惣流……もとい「そうりゅう」。説明していたボランティアのひとに「どうして『○○しお』じゃないんですか?」と伺ったら「適当な名前が無くなっちゃったんです」とのこと。「おぐしお」にすれば(笑)。しかし「そうりゅう」ってもともと空母の名前じゃないか。
 いよいよ「あきしお」の内部へ。さすがに狭い。乗組員は共同生活で個室があるのは艦長だけだが、その艦長室も、寝台車のシングルデラックスと変わらない程度しかない。
 艦橋部は写真撮影御法度とか。
 見学し終わったら道を渡って、呉市立海事資料館「大和ミュージアム」
 特別展の展示は、呉の海軍工廠に動員された学生たちについて。
 ホールでは1/10大和がお出迎え。展示は軍港呉の歴史と軍艦、そして大和について。最後の航海になった沖縄特攻での、戦死者全員の名前が展示されている。遺書や存命の方の手記、そして引き上げられた備品。すばらしい。月並みな感想だが「戦争はいかんよ」と改めて思う。広島にお越しの際は平和記念資料館と併せて是非。
 上階の展示室では、大和繋がりか松本零士氏のコーナーが。入り口ではアナライザーがお出迎え、宇宙戦艦ヤマトやアルカディア号の模型が展示され、奥では松本キャラが3DCGになったアニメを上映している。それにしても西崎氏が企画しているというヤマトの続編はどうなるのか……。
 
 この日はこれから厚狭まで戻って【ムーンライト九州】に乗ることも考えたが、みどりの窓口で訊いてみると満席だという。とりあえず広島に戻ることに。広島からは、山陽本線をひたすら東に行くことにする。
 姫路から最終の新快速。大阪で降り、梅田でネットカフェを探して投宿。シャワーが無料なのはよかった。
 汗を流した後は自分のブースで北京五輪開会式中継を見る。バルセロナ五輪の開会式も新潟のホテルで見たんだっけな。その後はKBS京都で『鉄腕バーディーDECODE』『ストライクウィッチーズ』を観るが……画質が酷い。それにしても、『ストライクウィッチーズ』の最大の問題点は、面白いことだと思う(笑)。「こんなもの」と思いつつ、ついつい観てしまう。つまんなければ切って捨てられるのに。
 気になるのは、ほかのブースから変な声が聞こえるんだよ。女の子らしい。

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2008/08/12 (Tue) 21:57
青春18きっぷ旅行2008夏、2日目

 下関のちょっと前で目が醒める。下関で機関車の付け替えがあるので、見に行く。
 ここまで引っ張ってきた機関車は直流用のEF66。最後の九州ブルトレ【富士・はやぶさ】も牽引しているのだが、しかしEF66って本来、貨物用じゃなかったか? 分割民営化後、機関車はJR貨物しか作っていない。「ブルーサンダー」EH200や「金太郎」EH500、はたまた「レッドベア」DF200が客車を引っ張るのも見てみたいが、叶わぬ夢だろう。
 九州上陸して727博多到着。駅の改札を出るときに18きっぷの日付を入れて貰う。駅前のマックで朝食をとりつつ備え付けのコンセントで充電をしていたら、寝てしまった。目が醒めたら充電完了。
 さて、ここから先は、無計画の領域である。とりあえず向かう先は久留米。松田聖子がこのところのマイブームだったから……というわけでもないが。久留米と大分を結ぶ久大本線で九州を横断し、大分、別府に行くことを思いつく。
 快速荒木行きに乗る。久留米は荒木の一つ手前。途中から九州新幹線の高架が寄り添って、久留米駅も乗り入れ工事中。市の中心駅にそぐわぬ小ささで、駅周囲にも商店の類は少ない。開けているのは西鉄久留米駅の方である。
 駅前にはからくり時計。10時になるとオルゴールアレンジされた「涙のリクエスト」が流れ文字盤が反転。「日本のエジソン」田中久重の人形が出現し、「よう来てくれなすった」と挨拶しつつ発明品を説明する趣向。
 時刻表をチェックすると、3時間後に大分まで直通する列車がある。それまでに発車する列車はどれも途中駅止まりで、どこかでこの列車に乗る羽目になるようだ。ならば発駅から乗り通した方がいい。
 しかし時間が余ってしまう。久留米はブリヂストンとかの企業城下町で、観光したいようなところもあまりない。駅前には何もないので西鉄久留米まで出なければならないが、かんかん照りの中歩くのはうんざりである。さりとて目の前に見えるミスタードーナツとかで暇を潰すのもむなしい。
 しばし思案し、大牟田まで行って西鉄で戻ってくるプランを思いついた。西鉄のこの区間は、学生時代柳川や甘木を巡ったときに乗ったと記憶しているのだが。
 各停で大牟田まで。JR九州の車輌は快適である。西鉄大牟田線の終点で、この駅だけJRと西鉄は隣り合っている。
 ホームに停まっていた特急で引き返し、久留米に着いたのは12時。バスで戻り、JR駅前のラーメン屋で昼食。久留米ラーメン。
 13時にまたからくり時計が動く。今度の音楽は「赤いスイートピー」である。どうせなら松田聖子の銅像でも建てりゃいいのに。上井草駅前にはガンダムのモニュメントがあるぞ。
 入線してきた2両編成の大分行きディーゼルカーは、真っ黄色。1307発。
 田主丸駅は河童の形。ふるさと創生金で建てられた由。夜明→光岡(てるおか)→日田、という駅の並びは面白い。豊後森ではうち捨てられたSL車庫が。
 由布院で40分もの長時間停車。途中下車して駅前を散歩する。観光馬車がお出迎え。駅名、温泉名は「由布院」で旧町名は「湯布院」と紛らわしい。大分方面から観光特急【ゆふいんの森】が到着。久大本線を完乗したときはこの特急で乗り通したのだったな。
 1708大分着。2夜連続の夜行で疲れが溜まっていたこともあって、この辺りで地上泊をすることに。駅前の東横インに声をかけたら、空き室がひとつだけあるという。ダブルのシングルユースで\6300。
 別府に行って温泉でもつかろうかと考えつつ、すでに始まっていた北京五輪、反町ジャパンの試合を見ていたら眠くなって、気がついたら22時。別府に行くわけにもいかず、近所の「やよい軒」で食事を取る。

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2008/08/11 (Mon) 07:52
青春18きっぷ旅行2008夏、1日目

 この日の東京はゲリラ豪雨。家を出るときは止んでいたが。
 旅の始まりは臨時夜行快速【ムーンライトながら91号】なのだが、乗るときにちょっと工夫することに。
 夜行列車に乗る場合、青春18きっぷは日付が変わる駅から有効になる。当該列車は046停車の小田原で日付が変わるので、東京から乗るなら小田原までの¥1450を別払いするか、18きっぷ1日分を使うことになる(1日分の値段を算出すると¥2250になるが、5日分のトータルで帳尻が合えばいいという考えもある)。
 ここでルートを工夫すると多少お金を浮かすことが出来る。すぐに思いつくのは、小田原まで小田急で行くことだ。新宿〜小田原は¥850。¥600の差額が出て指定席券の分以上は安上がりになる。しかしこれで満足するのはまだ甘い。時刻表を調べれば、東海道線藤沢を001に出発する普通小田原行きがあって、小田原で【ムーンライトながら91号】に乗り継げるのだ。小田急で新宿〜藤沢の料金は¥570。このコースを使えば¥880得するのである。
 というわけで副都心線で出発。明治神宮前で千代田線に乗り換え、代々木上原から小田急快速。完全な通勤電車で旅情どころではない。相模大野で各停片瀬江ノ島行きに乗り、藤沢。
 2353発の電車が出ると、改札で8/6の日付を入れて貰う。こんな酔狂な乗り方をするのはわたしだけだと思っていたが、ほかにも複数いたので、ちょっと驚いてしまった。
 終点小田原着。【ムーンライトながら91号】は、5分の待ち合わせで同じホームにやってくる。車両は国鉄時代からの183系。車内はほぼ満員。
 レギュラー【ムーンライトながら】より早く519に名古屋到着。541発関西本線亀山行きに乗る。この区間なら去年も今年の春も乗ったので、どうということもない。
 亀山から3分の乗り継ぎで伊勢市行きへ。この列車で新宮行きが始発する多気まで直行してもいいのだが、となるとおそらく何もないであろう多気の駅で1時間半も待つことになってしまう。
 ということで、津で途中下車してみることにした。県庁所在地だが、今まで降りたことはない。「つ」という世界一短い発音の駅名(ローマ字表記だと"Tsu"で、粟生"Ao"や飯井"Ii"に抜かれてしまう)に惹かれるものが。
 とはいってもありきたりな駅である。四日市や桑名のほうがよかったかも。ついでにいえば、【ムーンライトながら91号】を終点の大垣まで乗って養老鉄道で桑名に出るという手もあったな、と。
 848多気。紀勢本線は世界遺産に指定された熊野古道と平行している部分があり、駅にはJR東海の「私たちが熊野古道マイスターです」というポスターが。「オレが熊野古道だ」でも言うのか? ちなみに、このあたりはほんとにクマが出るらしい。
 939発の新宮行きに乗る。参宮線と別れ、志摩半島の付け根を横切る。
 車窓に海が見えてきて、紀伊長島。まだ三重県だがここから紀伊の国。ここを過ぎると海がちらほらと見えてくる。リアス式海岸で入り江の一番奥まったところに集落があり、路線はトンネルとトンネルの間に駅があるような状態になる。
 熊野市を過ぎた辺りで眠くなる。ボックスシートを占領出来るときに一番眠りやすいポーズである、足を投げ出して上半身を直角に横たえる"L"の字になって眠ってしまった。
 1338新宮着。ここから和歌山県、JR西日本の管内だ。
 かつて天王寺から出ていた普通夜行の終着駅である。寝台車を連結していた時代には【南紀】【はやたま】という愛称がついていて、天王寺から新宮を経由して亀山、名古屋まで行っていた。寝台車が無くなって名無しになり、新宮止まりになってからは、「磯釣り列車」などとも呼ばれたが、90年代に消えてしまった。わたしは何度か乗ったことがあり、紀勢本線といえば新宮で朝を迎えて亀山・名古屋方面に、というルートばかり辿っていた。
 次の紀伊田辺行きが発車するまで1時間半もあるのだ。とりあえずはこの辺で一風呂浴びて、夜行からの汗を流したかった。
 銭湯を探して街をさまよっていると、道沿いに新古書店を発見し、つい足が向いてしまう。¥100均一棚にあった本を買ってしまった。久美沙織『コバルト創世記』(本の雑誌社)。図書館で借りて読んだことはあるが。
 さらに歩いても銭湯は見あたらない。炎天下で汗がだらだら流れてもう限界。アドエスで場所を検索すると、歩いてきた方向と反対側にあった。戻って15分ほど歩いてたどり着く。スチームバスなどもある町の銭湯で¥390。
 駅へ戻ると、以前早朝にモーニングを食べた喫茶店は店じまいしていた。
 紀伊田辺行きは、なんと2両編成のロングシート車。おいおい……。
 車窓の風景は一転して海岸沿いになる。紀伊勝浦、鯨と落合記念館の町太地、そして本州最南端の串本と、路線は紀伊半島の突端部にさしかかる。
 紀伊田辺着。5分の待ち時間で御坊行きに接続。かつて東海道、山陽本線の新快速で使われていた117系3両編成。都落ちもいいところですな。
 御坊からは「日本一短い」私鉄、紀州鉄道(路線距離では千葉県の芝山鉄道の方が短いが、実質的に京成東成田線の末端部と一体化している)が出ている。隣のホームに単行のディーゼルカーが入線していた。
 初島を過ぎると車窓に精油所の灯りが。
 和歌山着。和歌山駅周辺は以前2ヶ月ほど仕事で滞在していて、勝手知ったるところだ。乗り継ぎ時間は25分。駅前の餃子の王将へダッシュ。炒飯を猛スピードで平らげて戻り、和歌山始発の【紀州路快速】に乗る。
 ここまで順調に進んでいたが、天王寺駅を前にして足止め。5分しかない大阪駅での乗り継ぎ時間が心配になる。ちょうど5分遅れで天王寺駅を出たが、普段停まらない駅にも臨時停車すると言っている。どうなるんだよ……。
 大阪へは4分遅れで到着。【ムーンライト九州】の編成が隣のホームに入線しているのが見える。
 ホームに駆け上がると、まだ止まっていた。しかしドアは閉まっている。「乗ります!」と叫んだとき、列車は無情にも動き出してしまった。
 こうなったら新幹線で追っかけるしかない。新大阪まで行くが、しかしその新幹線も大雨の影響でダイヤが乱れまくっているらしい。
 追いつく一番近いポイントは姫路。しかし新大阪打ち切りの列車も多いようだ。ぎりぎり追いついても、また大阪駅のような羽目にあうのはばかばかしい。岡山まで買うことに。ビジネスホテル1泊分の臨時出費や……orz。
 30分遅れの【のぞみ87号】姫路行きが入線。N700系初体験がこんな形とは。遅延の影響か、結構空いていた。自由席でもコンセントがある。やはり新幹線はいいな。このまま博多まで行きたかった……。
 20分ほどで終点姫路到着。岡山まで切符を買ってしまったのだが、ここで【ムーンライト九州】をつかまえられそうなので改札を出る。
 さっき乗り逃した【ムーンライト九州】は5分遅れでやって来た。
 【ムーンライト九州】が登場したのは90年。青春18きっぷで乗車できる快速(種別は「普通列車」)ながら、スキー客向け臨時列車【シュプール号】用客車を使用した編成には展望車まであった(現在は連結されていない)。夜行列車の退潮が始まっていた時期に登場した当初は「ニュータイプ夜行」ともてはやされたが、やはり長期低落傾向にあるようだ。以前は9月まで運行されていたのに、現在では8/1〜8/18まで。姉妹列車の【ムーンライト山陽】や【ムーンライト八重垣】はもう運行されていないので、本列車もいつまで保つのか不安である。
 わたしはこれまで2回乗ったことがある。学生時代の話で、当時は編成の半分は自由席だったので、ちょっと早めに京都駅(当時の始発駅)のホームに並べば席にありつくことが出来た。
 席はほぼ満員。記憶があるのは福山のあたりまで。

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2008/08/11 (Mon) 00:21
青春18きっぷ旅行2008夏、前説

 東京と九州を結ぶブルートレイン【富士】【はやぶさ】最後の夏と噂されている。九州ブルトレにはこれまで乗ったことがないので、一度は経験してみたい。しかしダイヤは18時東京発で現地着は昼前になるのだから、普段は乗る機会を作るのも難しい。
 えきねっとで8/5発の【ムーンライトながら91号】の予約が取れたので、8/8、8/9の【富士】【はやぶさ】の空席をサイバーステーションで調べると、若干空きがあるようだ(飛行機の前割りが設定されていないハイシーズンは、九州プルトレが値段的に拮抗できる数少ない時期だ。それでも満席にならないのだから。臨時列車も数年前から設定されていない)。
 サイバーステーションは検索のみで予約申し込みは出来ないし、えきねっとでは寝台の予約は不可なので、みどりの窓口で調べて貰う。空きがあるのは上段のみという。上段は窓がないので乗っていても面白くない。今の【はやぶさ】【富士】には、食堂車もロビーカーもないのである。
 ブルトレはパスして8/6新大阪発の【ムーンライト九州】も調べてもらったら、こちらは空席あり。
 いろいろ思案した末、普通乗り継ぎで紀伊半島を一周し、大阪駅を5分の乗り継ぎ時間で【ムーンライト九州】へ。土日には帰宅することにして、その間は追々考えましょう、ということに。いささかアバウトだが、まあこんなのもいいだろう。どうせ寝台特急に乗るつもりだったんだから、帰りは新幹線使ってもいいかも。

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