2008/05/22 (Thu) 06:58
松田聖子と中森明菜

前回エントリの続き。なぜ松田聖子熱が発生したかというと、この本を読んだから。

松田聖子と中森明菜 (幻冬舎新書 な 1-2)松田聖子と中森明菜 (幻冬舎新書 な 1-2)
(2007/11)
中川 右介

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本書の冒頭を読んで、改めて気がついたことがある。山口百恵(1959年生まれ)と松田聖子(1962年生まれ)は、3つしか歳が違っていないのだ。
山口百恵のデビューが早くて、松田聖子は比較的遅いという事情はあるにせよ、かなり意外な気がしたものだ。このふたり、現役時代は1980年の1年しか重なっていない。この年が時代の境目だったということだろう。

さて本書は、松田聖子と中森明菜、そして(タイトルにはあげられていないが)山口百恵、この3人の女性歌手から70年代から80年代前半の歌謡史、文化史を切って見せている。中でもメインは松田聖子と、当時の彼女の大半の曲に詞を提供していた松本隆。対して書名になっている中森明菜は影がやや薄い。
松田聖子は80年代アイドルの嚆矢にして完成系。そしてそれを超えた存在である。数々のゴシップを起こしつつも、40代後半の現在でも未だにふりふりのドレスでステージに立ち、武道館を満杯にする。そして中川翔子のような「娘」の世代からも熱烈なリスペクトを寄せられている。つくづく松田聖子とは希有なタレントであることよ。

テーマ : 紹介したい本 - ジャンル : 本・雑誌

2008/05/20 (Tue) 05:41
松田聖子とマクロスの1983年

なぜか最近、松田聖子がマイブームである。80年代前半の、最初の結婚をするまで。

動画投稿サイトで当時の歌番組の映像を見まくっている。とくに1983年あたりの彼女は無敵。「天国のキッス」「ガラスの林檎」「SWEET MEMORIES」「瞳はダイアモンド」と神曲のつるべ打ち。このころの聖子はB面(笑)からアルバム収録曲まで外れがない。松本隆、呉田軽穂(松任谷由実)、細野晴臣などなど、当時最高のスタッフが参加してガチンコで作ってましたからね。むろん彼女自身のボーカリストとしての能力あってのものだ。聴いているとバブル前の良質な80年代が味わえる。
音楽プロジェクトとしての「松田聖子」最大の功績は、「歌謡曲」と「ニューミュージック」を止揚して「J-POP」を創出させたこと(当時はそんな言葉はなかったが)。 遠くない将来、松田聖子のリバイバルブームが起こるであろうことを予告しておきましょう。

話は変わるが、『マクロスF』はおもしろい。初代を踏襲しつつ新しいものをくわえていく構成にうなっていたのだが、7話ははモンスターにダイダロスアタックまで。涙もんですよ。
(ダイダロスアタックって初代では「この形に変形しないと回路がつながらない」とかいう強引な理由付けがあったのだが、今作ではそれがないね。「最強なんだからダイダロスアタックのかっこだろ!」とかいうことか)
早寝して見ていない回があるのだが、早く録画を消化しないと。
そうそう、初代マクロスも83年の作品(放送期間は82年10月〜83年6月)。ミンメイのイメージは松田聖子だったんだよな。「アイドル」の典型例だったから。
タイトル未定タイトル未定
(2008/06/25)
ランカ・リー=中島愛

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ランカ・リーのデビュー曲「星間飛行」の作詞は松本隆だそうな(サイトより)。ランカ役の中島愛もブログに松田聖子のLP(!)を買いあさってるとか書いてたし。

Tinker BellTinker Bell
(1990/10/15)
松田聖子

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このアルバム収録の「AQUARIUS」はそのまま『マクロス』の挿入歌にしてもいいくらい。

テーマ : マクロスF(フロンティア) - ジャンル : アニメ・コミック

2008/05/05 (Mon) 18:30
こどもの日に読売新聞コラムがオカルトな件について

5月5日付 編集手帳
 「私は自分が生れたときの光景を見たことがあると言い張っていた」。作家の三島由紀夫は自伝的小説「仮面の告白」の中でこう述べ、産湯の入った盥(たらい)の中の光景を描き出している◆にわかには信じ難い話であるが、出生時、あるいは母親の胎内にいた時の人間の記憶については研究もある。産婦人科医の池川明さんは、約1600組の親子にアンケート調査を実施している◆我が子に胎内記憶が「ある」と回答した保護者は33%にも上った。胎内に入る前に天空から下界を見下ろし「おかあさんのいるところに決めたんだ」と話す子もいたという◆こうした「記憶」の多くは、成長と共に失われるという(池川明「赤ちゃんと話そう!生まれる前からの子育て」学陽書房)。子どもの心の内には、大人にはうかがい知れない混沌(こんとん)とした世界が広がっているのだろう◆かつて「七つ前は神のうち」と言われていた。子は数えの7歳まで人より神に近い存在とされていた。大人たちは畏敬(いけい)の念をもって「神の子」を育て、その日々の成長を大きな喜びとした。「こどもの日」には、そんな先人の知恵にも思いを寄せたい。

2008年5月5日01時52分 読売新聞



「編集手帳」は朝日で言えば「天声人語」。1面の看板コラムである。
う〜む……正直に言えば「産まれる前の記憶」なんてのは「宇宙人に誘拐された」とかいうのと同種のものでは?
「マスメディアがオカルトを取り上げるときは批判的でなければならない」とまでは言わないが、「結論としてはいいことを言っている」からと評価してしまうのは、「水からの伝言」や「ゲーム脳」に対する肯定的な言説と同一。 少なくとも「ウソも方便」とかいうのは間違いだと思うな。

追記:2006年6月の毎日新聞でも取り上げられていたそうだ。
(参考URL:NATROMの日記
「何を信じたってかまわない」というには、医者という立場は問題がありすぎる。現代医学や治療法に合理的でない忌諱感を持たれてしまうのなら、やはり、まずいとしか言いようがない。

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