2007/12/23 (Sun) 03:27
北海道旅行記3日目

目が醒めると列車は旭川で停車中。大雪。
420、札幌に向けて動き出す。旭川近郊の妹背牛(もせうし)、江部乙などという駅名はネットスラングを思い浮かべる。
630札幌着。今日はいよいよ稚内だ。札幌は-2℃。653発【スーパーカムイ1号】で旭川まで戻る。稚内行きの【スーパー宗谷】は札幌発なので、札幌で待っていてもいいのだが、お目当ては指定席のコンセントですよ。JR北海道はコンセント導入に積極的で、グリーン車なら大半にコンセントが附属している。かつての【利尻】の指定席にもあったんだがなあ……。
朝食をとったり本を読んだりしているうちに813旭川着。札幌と同じ-2℃。
ちょっと時間がある。ネットカフェが見あたらなかったのでドトールで暇つぶし。
951発の【スーパー宗谷】に乗る。旭川でごっそり降りて、指定席は空席が目立つ。
市街地を過ぎると塩狩峠。晴れ。雪原が陽光にきらきらと輝く。名寄、美深と、停車するのはかつて特定地方交通線が分岐していた駅だ。
今ではすべて廃止されて、新旭川で石北本線と分かれると、あとは稚内までひとり旅である。
唯一乗ったことがあるのは、名寄で合流する深名線。国鉄屈指の赤字路線ながら「平行道路が未整備」との理由で国鉄末期の大量廃止を生き延びていたが、結局1995年に廃止になった。わたしが乗ったときには、3両編成のディーゼルカーに、客は3人しかいなかった。
「日本一の赤字線」美幸線が分かれていた美深駅は、不釣り合いなほど豪華。廃止後に建てたのだろうか。
積雪は音威子府付近が最高潮。音威子府もかつて天北線が分岐していた駅だ。向かいのホームには除雪車が止まっていた。
宗谷本線は天塩川に寄り添うように伸びている。北へ向かうほど下流。ところどころ氷結していたり、水面が見える箇所もある。もっと寒くなれば全面氷結するのだろうか。雪の上に動物の足跡が点々と付いていたりして、「北海道の冬」とはこういうものか、となんとなく思ったりする。
幌延を過ぎてサロベツ原野。南稚内で市街地に入り、長かった旅路の果てに稚内着。さすがに「最果てまで来た」という実感がずっしりと。旭川からここまで、新幹線で東京から大阪まで行くより遠く感じた。
90年に来たときは夜行【利尻】。その日は風が強くて寒く、すぐにまだ急行だった【宗谷】で折り返してしまったが、今回は無風である。3日通してほとんど風に吹かれなかったのはラッキーだったと思う。
最北端の宗谷岬に足を伸ばすという手もあったが、時間的に余裕がなかったので駅周辺を探索して過ごすことにする。
この辺りは、利尻昆布を食べて育ったバフンウニをたっぷり使ったウニ丼が名物。わたしはウニよりイクラが好きなのだが……。しかしウニのシーズンは夏だそうで、有名店もこの時期は休業中。そのほかでも「準備中」の店が多く、駅の裏手にあるもろに観光客向けの食堂に入る。
ウニ、イクラ、ホタテの「三色丼」を注文。¥2100。誕生日なので奮発してみた。やはり一番うまかったのはイクラ。イクラ丼にしておけばよかったか?
全国でもここだけのドーム状防波堤はちょっと面白い光景だった。それからはFREESPOTの入った駅前の喫茶店で暇つぶし。
冬至の次の日とあって、16時にはもう真っ暗である。
1652発の【スーパー宗谷】で札幌まで戻る。札幌に着いたら10分の乗り継ぎ時間で2300発の夜行急行【はまなす】に乗りこむ予定。深夜なので札幌駅での食料調達は期待出来ない。夕食、夜食などはここで買わねば。食料調達に手間取って乗りこむのがギリギリに。
指定席はフィリピン人(?)団体さんのすぐ近く。騒がしくって眠れないっす。車輌の客はその団体さんとわたししかいない。どうしてこんな発券の仕方をするかね?
検札に来た車掌さんに頼んで別の席を指定してもらったが、そこは車輌の端で足が伸ばせない……。自由席にすればよかった。それでも南稚内を過ぎたら眠りに落ちてしまい、気がついたら札幌の手前。
10分の乗り継ぎ時間で【はまなす】に乗る。指定席の埋まり具合は半分以下。
終点青森は550着。そのまま特急【つがる】で八戸→【はやて】と乗り継げば、東京には951に到着するのだ。まだ朝のうちに東京に帰れるのはすごいと思うが、それでは何だか空しいので、函館で降りて朝を待つことにした。青森まで行ってしまったらフリー乗降区間からはみ出してしまう。しかし問題は朝までどうやって暇を潰せばいいのか、だな。夜行快速【ミッドナイト】がまだあれば(2002年廃止。札幌発2300、函館着530……だったと思った)。
記憶があるのは苫小牧近辺当たりまで。

テーマ : 鉄道旅行 - ジャンル : 旅行

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