2008/04/12 (Sat) 22:28
JR全線完乗達成の旅、その2

(承前)長岡で機関車の付け替えをしたのは覚えているが、本格的に目が醒めたのは富山が近づいたことを告げる車内放送。5時過ぎ。
 534高岡で下車。終点の金沢まで乗っていたかったのだが、スケジュールの都合上仕方がない。
 この日の予定は氷見線で氷見まで。そこからバス。まず脇というところまで行き、脇でバスを乗り継いで七尾に出る。七尾からはのと鉄道。穴水で折り返して七尾線で金沢。高岡に戻ってそして城端線……といった塩梅だ。
 高岡駅は工事中。早朝なので待合室にいるほかない。コインロッカーに荷物を預けて、マックが開くのを待って朝食。昼食用に売店で「ますのすし弁当」を買う。有名な「ますのすし」の半分サイズで値段も半分。
 655氷見行きは高校生などで結構な混雑。伏木を過ぎて雨晴まで海岸沿いを走る。天気が良ければ立山連峰が見えるそうだが
 氷見着。氷見は藤子不二雄A氏の出身地。街のホールで展示会をやってるそうだ。
 さてここからバスに乗らねばいけないのだが、脇行きのバス停は駅からちょっと歩いたところにあった。バスが事前に調べた時刻より早く到着。休日の時刻だったのだ。これが今後の予定に暗い影を落とすのだが。
 終点の脇に到着。石川県との境に位置し、何もない海っぺり。よろず屋が一軒あるのみ。
 事前に立てたスケジュールによれば、数分の乗り継ぎ時間で七尾行きがやってくるはずだが、それは平日ダイヤ。停留所で確認した休日ダイヤによると、なんと、ここで1時間以上待たなければならない。これからの予定に支障が出るかもしれない。時刻表で調べてみると、どうにかスケジュール通りに行きそうが、穴水の折り返し時間が1分になってしまう。
 待ち時間に海岸を歩いてみるが、やはり風は寒い。バス停には屋根付きの待合室があって、汚いベンチがおいてある。寒いよりはましだ。
 ようやく七尾行きのバスが来る。海岸を走り七尾到着。駅とはちょっと離れたところに停車した。
 七尾は結構大きな町である。駅前にはミスタードーナツもある。
 のと鉄道穴水行きのディーゼルカーは、もう入線していた。以前来たときはここで折り返したので、駅の外には出なかった。1駅間だけ乗り残したのは、普通列車に乗ったから。
JR七尾線は津幡〜和倉温泉だが、和倉温泉に直通するのは特急だけで、普通列車は七尾止まり。ディーゼルカーは1区間だけJRを走る。
 もともとのと鉄道は、穴水から能登半島の先端部、蛸島に至る国鉄能登線を第3セクター化して出来た鉄道。七尾線が和倉温泉まで電化したときに、末端部の和倉温泉〜輪島間はのと鉄道に譲渡された。その後2001年には穴水〜輪島間、2005年には本体の旧能登線部分も廃止され、この部分だけが残っている状態。学生時代北陸旅行したときに、レンタサイクルを借りた金沢駅の駅員さんは「のと鉄道なんてそのうち廃止されますよ」と言っていたのだが、その通りになりそうだ。
 それはともかく、発車。車窓から城の跡などを眺めていると和倉温泉に到着し、これで七尾線完乗。
 能登中島駅にはなぜか、郵便車(あの赤いクルマではなく、郵便物を運ぶ客車のこと。車内で仕分けができるものもある。記号は「ユ」)がホームに停まっている
 能登鹿島駅は桜が満開。
 いよいよ終点、穴水が見えてくる。なんと、折り返しの列車が停まっているのは、跨線橋を渡った向かいのホームではないか。\660払って降りるなり猛ダッシュ。乗りこんだところで発車した。
 今来た路線を戻って七尾着。快速で金沢まで。車中では睡眠。金沢から特急【北越】で高岡まで。さあ、いよいよ最後の城端線だ。
 城端線に以前乗ったのは91年。金沢から途中駅の福光までバスで行き、そこから高岡に向かった。結果として末端部が乗り残しになってしまった。
 2両編成のディーゼルカーはすでに入線している。車内は高校生で一杯。
 砺波平野を淡々と進む。途中の駅「油田」は「あぶらでん」と読む。
 福光到着。いよいよ最後の未乗区間に入る。越中山田を過ぎて、1500城端到着。ついにJR5社全線19844.7km完乗、達成しました。
(他に乗車後廃止された区間179.2km、第3セクター転換された区間289.9km)
 レールの行き止まりを眺めると、感慨無量。ホームの花壇にはチューリップが植えてあるが、まだシーズンには早いようだ。
 この日城端は「しだれ桜まつり」。その一環で『true tears』のパネル展をやっているとかで、駅の『true tears』コーナーにあるコミュニケーションノートもそちらへ引っ越し。
 10分ほど歩いて中心地。この一帯は景観保全地区のようで、コンビニも銀行も昔ながらの建物。パネル展会場は銀行の隣。
 パネルやら台本やらが展示してあるが、奥にはグロス受けで参加した『エヴァンゲリオン』や『攻殻機動隊』のポスターがある。「城端の地場産業」としてのP.A.WORKSを紹介する、というコンセプトのようだ。今川焼きは残念ながら売り切れ。
 歩いていると、雨が降ってきた。
 駅に戻って1635の列車で高岡に折り返す。車中からは野生キジの番が見えた。キジは今回の旅で数回見たな。
  高岡からは普通敦賀行きで金沢へ。今日の宿は駅直結のホテル「ヴィアイン金沢」。割引券を持っていたので2割引。 なんでも金沢では今日、桜が満開(ホテルのチラシでは「開花宣言」とあったが、まちがいだろう)だそうで
 落ち着いたところで、まずは夕飯。
 金沢は回転寿司のレベルが高いところらしい。しかしその手の有名店はほとんどロードサイドにあるようで、駅からは行きづらい。事前に調べたところによると、駅前のビルに入っている店が良いというので、行ってみる。
 たしかにずいぶん繁盛しているようだ。ネタも東京より安め。肝心の味は、と言うと……う〜む。安物ばかり食ったからか? それとも、コンベアに乗っている干からびたネタばかり食ったのが敗因か?
 桜のシーズンで、兼六園が無料開放になっているとか。駅前から出ている¥100のバスで兼六園へ。夜桜見物しつつうろついていたら、雨が降ってきた。ホテルへ帰ったのは21時。
 石川県では深夜アニメはことごとく放映していないので、寝るしかない。

テーマ : 鉄道旅行 - ジャンル : 旅行

<< こどもの日に読売新聞コラムがオカルトな件について | ホーム | JR全線完乗達成の旅、その1 >>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP