5時、ネットカフェを出る。寒いが無風なので、我慢できないほどではない。
今日の初っぱなは541発の花輪線経由大館行き。途中好摩まではIGRいわて銀河鉄道線を通る。
「いわて銀河鉄道ホームは北口へお巡りください」との案内。元は東北本線だったのに、JRとは完全に分離されてしまったようだ。
まだ暗い。
二両編成の気動車は、窓からすきま風が入り込まないように、テープで目張りがしてある。
安比高原を過ぎると雪が降ってきた。眺めのよい側に席を移るとひんやりと冷気を感じる。窓には例の目張りがなかった。
沿線はかなり雪が積もっている。雪が巻き上げられる。
十和田南でスイッチバック、進行方向が変わる。以前乗ったときには、眠っている間に後ろ向きに走っていて、寝過ごしてそのまま終点から折り返してしまったか、とかなりあわてたものだった。
大館着。薄曇り。降雪なし。弘前までは青森行きの寝台特急【あけぼの】に乗る。寝台特急の中には、区間を限って寝台券の代わりに立席特急券で乗車できる列車がある。俗に「ヒルネ」と呼ばれる制度だ特急券の券面には「着席できません」とあるが、実際は寝台の空いているところに座って構わない。
やってきた【あけぼの】機関車のヘッドマークには、雪がこびりついていた。うまいこと車端のB寝台を確保。二段ベッドが向かい合わせになっているのだが、ここは片方のみで向かいは壁。個室占有状態。
917弘前。粉雪。深浦行きの2両編成の気動車はすでにあらかた席が埋まっている。
川部から五能線。ここでさらに乗客があり、立ち客まで出る超満員に。雪が強くなり、視界が悪くなる。車窓に見えるのはリンゴ畑。どの木も一定の高さで枝が横に張っていて、まるで見えない天井を支えているようだ。
五所川原。「ストーブ列車」で名高い津軽鉄道との接続駅で、ここでかなり乗客が入れ替わるだろうと踏んでいたが、ハイキングらしき出で立ちの集団が大量に降りていきなりガラガラになってしまった。ここでようやく海岸線側の席をゲット。
なんと、晴れてきた。やはり暖冬なのか。かと思えばまた雪が舞ってくる。めまぐるしく変わる陽気。
おお、ようやっと「冬の日本海」らしくなってきたぞ。
終着の深浦。ここで1時間半待つことに。しかし何にもないぞ。駅の案内図を観ると歩けばいろいろあるようだが、寒いし雪は舞ってるしそれどころではない。
とりあえず腹ごしらえ。「ラーメン、焼肉、カラオケ」という、よくわからん店があったので入る。「ジンギスカン定食」を注文すると、大盛りのご飯と味噌汁がおかわり自由。気持ち悪くなるくらいに腹に入れる。あとは待合室でストーブに当たりながら列車を待つ事に。
【リゾートしらかみ】が入線。窓はでかいしシートは豪華。
深浦1338発。沿線にある「黄金崎不老ふ死温泉」。以前は「不老不死温泉」だったはず。「不死」はまずいのか、それとも効能の誇張とかでどこぞから文句がついたのか……。ウェスパ椿山はテーマパークの一部のようだ。深浦じゃなくてここを終着にすればよかったのに。
東能代。1535発【かもしか5号】で秋田まで。干拓地を車窓に望む。八郎潟の隣の駅は野川……もとい、井川さくら。しかし雪がないねえ。秋田も。
男鹿線に入る頃から睡魔が襲ってくる。いかんいかん、寝ては勿体ない。帰りはひたすら寝ていたので覚えていない。
秋田に戻る。【いなほ7号】で青森まで行って宿泊する予定だが、駅のアナウンスによれば「羽越線内強風で徐行のため30分遅延」だとか。
待ち時間に駅ビルのはなまるうどんで夕食を済ませてホームに並ぶ。
雪が降る。
やって来た【いなほ7号】車内はがらがら。東能代を過ぎるとずいぶん雪が強くなっているようだ。
青森。この日は宿を予約していた。楽天トラベルで青森市内に¥3670のビジネスホテル。壁面の垂れ幕を観ると「¥4670」とある。この手のビジネスホテルは用務客が主なので、週末祝日は客が減るようだ。
部屋に落ち着くと雪が強くなる。
テーマ : 鉄道旅行 - ジャンル : 旅行
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